手稲はかつて手稲町を名乗る自治体でしたが、昭和42年に札幌市と合併。昭和47年西区に編入され、1989年に手稲区が誕生しました。札幌と小樽と石狩を結ぶ交通の要衝にあって、駅前は宿場町として活気を呈していました。昭和30年代までその面影を残していましたが、昭和40年代以降は新興住宅地の雰囲気が強まってきました。
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当初は軽川(かるがわ)の名で開業し、昭和27年に手稲に改称しました。駅舎は昭和9年に建てられた山小屋風の建物が長く親しまれてきましたが、昭和57年に橋上駅化。旧駅舎は喫茶店として残りましたが駅周辺の再整備に伴い1999年に解体されました。ホームはもと3面4線で、快速列車と普通列車を乗り換えるのに階段を渡らなければならなかったのが、現在2面4線に改良されて乗り換えがスムーズになりました。通勤客の増加に合わせてどんどん機能的な駅に変わっていっています。 |
南小樽,銭函,琴似,札幌と並んで幌内鉄道開業当時からの駅です。
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