恩根内とはアイヌ語で「オンネ・ナイ」(親である川)からきています。つまり、天塩川のことです。
国道は以前、恩根内市街を通っていましたが、現在では駅裏をバイパスで通過しています。名寄以北は日露戦争により工事が中断した宗谷本線(当時天塩線)ですが、明治44年には恩根内まで延伸しました。往時には恩根内も1000人以上の人口を有し、木材やデンプン、亜麻の集積地として賑わっていました。恩根内駅は昭和60年に無人化、周辺の駅と同様、貨車駅となりましたが、1993年にシャレた駅舎に建て替えられました。
2004年8月15日(8歳)
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