駅裏の弘照寺の庭園は弘楽園として昭和9年から桜が植樹され、戦後には桜の名所として知られるようになりました。昭和37年から昭和45年の間、毎年「月見臨時列車」が旭川−中富良野間に運行され、大好評だったそうです。列車は客車15両編成で、1300人のお客さんが夕刻旭川を発車し、弘楽園で2時間の月見を楽んで帰っていったといいます。また、昭和37年と38年には「リンゴ列車」が運転され、北星山麓の松本りんご園でりんご狩りを楽しんだという記録があります。 2004年8月14日(8歳)