西北方約400mの地点に樹齢500年もたつと見られるカツラの大木があり、むかしこの地一帯が大洪水に見舞われた際、不思議にこの木を境として難をのがれたことから、住民はこれを神木としてあがめるようになりました。それでこの大木にちなんで「桂岡」と名付けられたという説と、沢の奥の沼に住む大蛇が川を下って海に出て天に昇り竜になりたいと思っていたが、自分の嫌いな桂の木が邪魔をして海へ下れないので、村人にその木を伐って欲しいという夢を見せたことにちなむという説があります。
2005年5月21日(10歳)